選定理由 |
府内での採集記録が2つしかなく、今後も発生の見込みがない。 |
形態 |
小型、傘は径1〜3cmでまんじゅう型、平らに開く。表面は暗灰褐色〜黒色、径15〜25μmの細胞が連った尖刺をつける。ひだは直生、灰褐色〜淡紅色。柄部も灰褐色。 |
分布 |
京都府、鳥取県。環太平洋地域及び北アメリカ(フロリダ)。
◎府内の分布区域
京都市稲荷山十石橋周辺(東山区)、京都御苑白雲神社(上京区)。 |
生態的特性 |
夏から秋、シイ、コナラ、クヌギなどの腐朽材に発生。汎分布、亜熱帯性と考えられる。日本では稀に産する。 |
必要な保全対策 |
特定地域に腐朽木を放置するなどして保護する必要がある。 |