選定理由 |
過去現在を通じて標本の採集例が少なく、近年では宇治田原町で見かけただけである。 |
形態 |
◎参照 日本スゲ属植物図譜2:152頁,原色日本植物図鑑草本III:No.483,日本の野生植物I:160頁 |
分布 |
本州、四国、九州、朝鮮半島、台湾。
◎府内の分布区域
南部地域(京都市・乙訓地域、山城中部地域)。 |
生存に関する脅威 |
山地開発。林道の拡幅や新設。外見が全く目立たない姿で、希少種と気づかれぬまま開発の犠牲になる場合が多い。 |
必要な保全対策 |
山地の開発、林道の拡幅や新設に先立つ詳細な生物調査が必要である。そのうえで諸開発の適否を判断すべきである。 |