選定理由 |
かつては府内各地の湿地にあったものが、近年激減し、見かけることが稀となった。 |
形態 |
◎参照 日本の野生植物I:163頁,原色日本植物図鑑草本III:302頁 |
分布 |
千島列島(南部)、北海道、本州、四国、九州、沖縄県、朝鮮半島、中国大陸。
◎府内の分布区域
北部地域、中部地域、南部地域(山城中部地域、相楽地域)。 |
生存に関する脅威 |
湿地開発。林道の拡幅や新設。見かけが目立たないため、希少種と気づかれぬまま諸開発の犠牲となりやすい。 |
必要な保全対策 |
湿地開発、林道の拡幅や新設に先立つ詳細な生物調査が必要である。そのうえで諸開発の適否を判断すべきである。 |