選定理由 |
ドジョウツナギとヒロハノドジョウツナギとの交雑種で熊本県で記載された。その後、福岡県、愛媛県、香川県、岡山県などでも見つかり、京都府にも点在することが判明した。今のところ数ケ所の小川の岸辺、溜池の岸辺で発見されている。京都府内での実態はまだ不明であるが、産地、個体数ともに少ない。 |
形態 |
◎参照 京都植物24(5):8頁,植物分類地理40:163-166頁 |
分布 |
九州、四国、関西地方以西の本州。
◎府内の分布区域
中部地域、南部地域(京都市・乙訓地域)。 |
生存に関する脅威 |
湿地や溜池の埋め立て及び改修。農耕地帯の小川の改修、圃場整備。農薬使用。 |
必要な保全対策 |
湿地や溜池の埋め立てや改修、小川の改修。圃場整備などに先立つ詳細な生物調査が必要である。そのうえで諸開発の適否を判断すべきである。 |
その他 |
日本固有種 |