選定理由 |
日本の固有種で府内では北山以北の山中に点在するが、群生することはない。分布域は比較的広いが、個体数は少ない。 |
形態 |
山林内にはえる常緑の小低木。葉は表面に光沢があり、葉脈はへこむ。雌雄異株。6月ごろ新枝の先端に白色の花を数個頭状につける。液果は7〜8月に赤熟する。
◎参照 原色日本植物図鑑木本I:No.267,日本の野生植物木本II:78頁,改訂近畿地方の保護上重要な植物:No.2045,近畿地方植物誌(11):No.782 |
分布 |
北海道、本州、(鳥取県以北の日本海側)。
◎府内の分布区域
北部地域、中部地域、南部地域(京都市)。 |
生存に関する脅威 |
森林開発、土地造成、管理のための下草伐採などが減少の主要因である。 |
その他 |
日本固有種 |