選定理由 |
府内では分布域は広いが、個体数は少ない。薬用のために採取され減少している。 |
形態 |
山地にはえる落葉高木。葉は3小葉に分かれ、葉柄は2〜3cm、小葉は長楕円形、まばらに低い鈍鋸歯がある。花は5月、淡黄色。雌雄異株。分果は長さ4〜5cmで、黄褐色の毛が密生する。翼は直角〜鈍角に開く。
◎参照 原色日本植物図鑑木本I:No.361,日本の野生植物木本II:18頁,改訂近畿地方の保護上重要な植物:No.2060,京都府草木誌:51頁 |
分布 |
本州(宮城県以南)、四国、九州。
◎府内の分布区域
北部地域、中部地域、南部地域(京都市)。 |
生存に関する脅威 |
森林開発、土地造成、道路工事のほか、薬用採取が深刻となっている。 |
その他 |
日本固有種 |