選定理由 |
産地および個体数が少なくなっている。大江町内宮で採集された標本が京大総合博物館にある(村田, 1978)。 |
形態 |
根茎は横にはい、まばらに偽球をつける。偽球の先に肉厚で長さ1〜3cmの葉が1枚つく。花は帯黄白色、6〜7月頃、偽球の基部からでた細い柄の先に1〜3個つく。
◎参照 原色日本植物図鑑草本III:No.107,日本の野生植物I:231頁 |
分布 |
本州(関東地方以西)、四国、九州、中国大陸、東南アジア。
◎府内の分布区域
全地域。 |
生態的特性 |
乾いた林内の岩や樹上にはえる。 |
生存に関する脅威 |
森林の伐採。 |
必要な保全対策 |
自然林を皆伐してスギ、ヒノキの植林地にすることを規制する。 |