項目の解説.....
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項目の解説.....
選定理由 |
京都府草木誌(竹内, 1962)に東加舎(1943)との記録はあるが、近年はめったに見られない。 |
形態 |
湿地の草原にはえる一年草で茎は直立して高さ20〜40cmで、枝を出さず、全体にかたい毛がある。葉は長さ2〜5cmで対生。8〜9月茎の上部の葉腋に1個ずつ、黄色で唇形の花をつける。果実はゴマの果実に似ている。
◎参照 原色日本植物図鑑草本I:No.375,日本の野生植物III:113頁,環境庁編改訂植物I:340頁,改訂近畿地方の保護上重要な植物:No.1092 |
分布 |
本州、四国、九州。
◎府内の分布区域
中部地域。 |
生存に関する脅威 |
湿地開発、土地造成、除草剤の使用。 |
必要な保全対策 |
湿地の開発には、その地域の生物調査が必要である。 |
特記事項 |
中国大陸のものは花が赤味を帯びて少し大きく、日本産のものとは区別される。ここでは亜種とする説をとるが、別種と考えると、Centranthera chevalieri Bonati という学名が正名となる(山崎, 1982)。 |
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