選定理由 |
府内では中部地域と南部地域にわずかに見られ、生育地、個体数共に少ない。 |
形態 |
一年草。高さ50〜100cm。葉は広卵形、長さ10〜13cm。花は白色で小さく、夏〜秋に細長い花穂を作り、広卵形のほうの腋につく(Honda et al ,1996 & Ito et al .1996)。
◎参照 京都植物26(2):9頁
◎近縁種との区別
レモンエゴマに比し花は白色で、ほうの縁に長い毛がある。 |
分布 |
本州(近畿地方以西)、四国。
◎府内の分布区域
中部地域、南部地域。 |
生態的特性 |
やや乾いた半日陰の林縁道端など、崩壊しやすい地形の草地にはえる。 |
生存に関する脅威 |
林道の改修、拡幅、除草など。特に崩壊しやすい斜面でコンクリート防壁やブロック壁などが作られること。 |
特記事項 |
近年発見された種で、関西に分布し、京都府が分布の東限に当たる。 |
その他 |
日本固有種 |