選定理由 |
南部や北部地域の湿地で見つけられただけで、産地が限定されている。 |
形態 |
低湿地にはえる1年草で高さ5cm位。茎は基部で分岐し束生する。葉は対生し長さ5mm、巾1mm。花は葉腋について柄はない。花は5〜7月頃白花。
◎参照 原色日本植物図鑑草本II:No.324,日本の野生植物草本II:140頁 |
分布 |
北海道、本州、朝鮮半島、千島、ウスリー。
◎府内の分布区域
南部地域、北部地域。 |
生存に関する脅威 |
農薬散布、湿地開発。 |
特記事項 |
一見ナデシコ科のツメクサと似るので名がついたと思われる。京都府立植物園にあった竹内敬採集No.3153 (金井戸1931.9.27 採集)の標本はミズマツバであった(村田,1997b)。 |