選定理由 |
産地や個体数がごく少ない。 |
形態 |
茎は基部が這って立ち上がり、高さ5〜13cm、葉は卵円形で長さ5〜10cm。花は1〜数個、白色で淡紅色を帯びる。子房は茎や花柄などと共に毛がある。
◎参照 日本の野生植物I:214頁,京都植物25(2):14頁 |
分布 |
本州、九州、朝鮮半島。
◎府内の分布区域
南部地域。 |
生態的特性 |
チャ−ト上のヒノキが優占する林に遺存したと思われる。 |
必要な保全対策 |
森林の伐採や植物の採取は、歴史的自然環境保全地域に指定され、府の環境を守りそだてる条例によって保護されている。 |
特記事項 |
竹内:京都府草木誌(村田, 2000a)京都府歴史的自然環境保全地域「花背大悲山」などではアリドウシランと誤記されている。 |