形態 |
常緑性の多年草。根茎は細長く這い、葉をまばらに出す。栄養葉は三角状卵形で、基部がやや広く張り出す。胞子葉は狭楕円形から広いネクタイ型。ソ−ラスは丸く、葉の裏面に点在する。
◎近似種との区別
ヌカボシクリハランがもっともよく似るが、京都府からは未知。クリハランははるかに大型で、葉の側脈は裏面で黒く色づき、連結したソ−ラスを混じえる。
◎参照 原色日本羊歯植物図鑑;pl.68-369,159頁(1959),京都府草木誌;12頁(1962),しだの図鑑;38,40頁(1986),日本の野生植物 シダ;pl.183-5,268-269頁(1999) |