選定理由 |
留鳥として年中府内に生息する。個体数は少ないが、近年減少はしていない。 |
形態 |
全長14cm。頭上から体の上面は青灰色、白くて細い眉斑と黒い過眼線があり、下面は白くて脇は橙色、下尾筒は白と茶褐色の斑。 |
分布 |
九州以北の山地に留鳥として生息する。府内では芦生、八丁平、大江山、青葉山など生息地は限られており、個体数も少ない。
◎府内の分布区域
全域(局所的)。 |
生態的特性 |
本州中部では標高1,000m程度の山地の落葉広葉樹林に多いが、北海道では平地にもいる。樹の幹に縦に止まったり、逆さに止まったりする。昆虫や種子を採食する。樹洞やキツツキの古巣で営巣する。 |
生息地の現状 |
府内では芦生、八丁平、大江山などのブナ、ミズナラの落葉広葉樹林に少数が生息する。 |