選定理由 |
留鳥として年中府内に生息する。個体数は少なくはないが、近年減少している。 |
形態 |
全長24cm。オオアカゲラより少し小さくて、嘴は比較的短い。肩羽の先が白いので背に逆八の字の白斑となって見える。オスは頭頂が黒く後頭だけ赤色。メスは後頭も黒い。 |
分布 |
北海道、本州に分布し、九州、四国では繁殖せず観察例は少ない。府内では広く分布しているが、アオゲラにくらべると生息域は狭い。
◎府中の分布区域
全域。 |
生態的特性 |
木の幹にとまり昆虫を採食する。また、マツなど針葉樹の種子もよく食べる。枯れかけた木の幹に穴を掘り、一腹4〜6卵を産む。雌雄交代で12〜15日間抱卵する。 |
生息地の現状 |
府内の山林に広く分布しているが、近年密度が減少している。 |