選定理由 |
夏鳥として府内に生息して繁殖する。繁殖個体数は少ないが、近年減少はしていない。 |
形態 |
全長69cm。コサギより大きくて頸と足は長いが、嘴は短い。全身白く、夏羽ではみの状の飾り羽が背から出て、嘴は黒く目先は黄色。 |
分布 |
夏鳥として本州以南に渡来し、西南日本では一部が越冬する。府内では河畔林や山地で他のサギ類とともに集団営巣する。
◎府内の分布区域
全域。 |
生態的特性 |
流れのある川の中ではあまり採食せず、浅い水辺や草地をゆっくり歩いて昆虫、両生類、魚類などを採食する。 |
生息地の現状 |
コサギ・ゴイサギ等に混じって集団営巣するが、個体数は少ない。営巣林の特性とチュウサギの営巣数との関連はわかっていない。 |