選定理由 |
留鳥として年中府内に生息する。繁殖個体数は少なくはないが、近年減少している。 |
形態 |
全長26cm。翼開長43cm。カイツブリ類中最小。夏羽では顔から首の上部は赤褐色、嘴の根元は黄白色。冬羽では上面褐色で下面は淡色。 |
分布 |
全国の池、湖沼、河川などに分布する。府内では一年を通して池などに出現する。
◎府内の分布区域
全域。 |
生態的特性 |
池や井堰上流部の湛水域などの、水生のヨシ群落中に浮巣をつくって営巣することが多い。水中の小魚やエビなどを採食する。 |
生息地の現状 |
池岸にヨシなどが十分生育していれば繁殖することが多いが、池の埋め立てや水辺の植生を破壊する整備事業、オオクチバスなどの移入種の影響で個体数が減少している。 |