選定理由 |
かつては普通に見られたが、近年著しく減少している。京都府が全国的な分布の限界。 |
形態 |
オス31mm、メス36mm程度。背面に小さな隆条が散在するが、腹面は白色で平滑。 |
分布 |
本州(東海以西)〜南西諸島(先島諸島を除く)、中国大陸、東南アジア、インドに分布。
◎府内の分布区域
北〜南部地域。(宮津市付近が日本海側の分布東限にあたる。) |
生態的特性 |
低地の水田や河川敷などに生息し、5〜7月に水田や湿地で繁殖する。 |
現状・脅威・保全 |
水田(特に湿田)の減少、圃場整備などにより、都市近郊では減少が著しい。水田環境を周辺の陸環境と一括して保全していく必要がある。 |