種子植物
種子植物 リンドウ科
種子植物 リンドウ科
コケリンドウ
Gentiana squarrosa Ledeb.
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
選定理由 | 日当りのよい湿地帯にはえる越年草で府内には産地や個体数がきわめて少ない。 |
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形態 | 茎は高さ3~10cmで根もとから分枝する。茎葉は卵形で柄がなく、対生する。3~5月、茎の先に淡紫色の小花を付ける。花冠は筒型で、先は五つに裂ける。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)30、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)219 |
分布 | 本州、四国、九州、朝鮮半島、台湾、中国大陸東北部、ヒマラヤ、カラコルム、シベリア。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域、京都市域(かつて高速道路の法面に見られた。外来の疑いあり)。 |
生存に対する脅威 | 草地開発、道路工事、遷移の進行、園芸採集。 |
必要な保全対策 | 草地開発、道路工事をはじめる前に生物調査を念入りにする。 |
特記事項 | やせた湿草地は草木が茂らないため、大陸系が遺存していたと考えられる。 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸