種子植物
種子植物 ミソハギ科
種子植物 ミソハギ科
ヒメミソハギ
Ammannia multiflora Roxb.
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
選定理由 | 分布域の非常に広い植物であるが、府内の水田ではほとんど見かけなくなった。 |
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形態 | 水田や低湿地にはえる一年草。葉は対生し軟らかく、基部はやや耳形となって茎を抱く。花期は9~11月。花は集散花序をなし腋生する。花弁は小さくて4個で、倒卵形、淡紫色。 ◎参照 原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)46、f. 30: 1 |
分布 | 本州、四国、九州、沖縄県、東南アジア、マレーシア、オーストラリア、中央アジア、アフリカ。 ◎府内の分布記録区域 全域。 |
生存に対する脅威 | 除草剤の使用、遷移の進行、多肥料による高茎草の繁茂。 |
必要な保全対策 | 山間部の棚田や谷津田に残存しているものを、重点的に保全する。 |
改訂の理由 | 「選定理由」に同じ。 |
執筆者 田中徹、光田重幸