種子植物
種子植物 アマモ科
種子植物 アマモ科
アマモ
Zostera marina L.
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 全国各地の海岸の浅水域に生育する海草で、その群落は藻場とよばれるほどの広がりをもつが、開発、内湾の埋め立てや浚渫、水質の悪化等で全国的に減少している。府内の生育地も限られている。 |
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形態 | 幅3~7mm、長さ0.5~1mの細長いリボン状の葉が互生する。葉縁が全縁であることで鋸歯のあるエビアマモ(スガモ属)から識別される。また走出枝が長く伸びることで同属のスゲアマモと区別されるが、スゲアマモの府内の分布については具体的な情報がない。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)13、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)402 |
分布 | 全国、北半球温帯から寒帯の沿岸に広く分布。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域。 |
生存に対する脅威 | 沿岸帯の開発、水質の悪化。 |
必要な保全対策 | 内陸部からの土砂の流入がどの程度の影響を与えているか、調査する必要がある。 |
特記事項 | 若狭湾に生育するが、現状についての具体的情報は乏しい。内湾の水質の悪化により減少していることは確実である。 |
執筆者 角野康郎、光田重幸