種子植物
種子植物 ミカンソウ科
種子植物 ミカンソウ科
ヒトツバハギ
Flueggea suffruticosa (Pall.) Baill., Securinega suffruticosa (Pall.) Rehder var. japonica (Miq.) Hurus.
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 中部以西に広く分布域をもつが、府内では非常にまれで、生育地が限られ、現状では絶滅のおそれが高い(村田 1998)。 |
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形態 | 丘陵地の土手や疎林にはえる落葉低木。よく分枝し、枝は細く無毛。葉は互生、長楕円形で、基部はくさび形、縁は全縁であるが小さく波を打ち、両面とも無毛。花期は6~8月。雌雄異株。雄花は葉腋に多数束生し、雌花は葉腋に1~5個が付く。果実は扁球形で径4~5mm。 ◎参照 日本の野生植物 木本1(平凡社)263、原色日本植物図鑑 木本編Ⅰ(保育社)339、京都植物24(3): 7(写真) |
分布 | 本州(中部以西)、四国、九州、朝鮮半島。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域、中丹地域、山城地域。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、土地造成、道路工事などが減少の主要因である。 |
必要な保全対策 | 森林の伐採、林道の整備などの際には注意を要する。 |
執筆者 田中徹