種子植物
種子植物 カヤツリグサ科
種子植物 カヤツリグサ科
マメスゲ
Carex pudica Honda
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
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2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
選定理由 | 産地が限られており個体数も少ない。かつて自生していた瑠璃渓や亀岡市の湿地でも、今は見ることができない。 |
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形態 | 丘陵地の疎林や疎林下の湿地にはえる小型の多年草。株は叢生し、雄小穂は1個、高く伸張し葉とほぼ同長。側小穂は雌性、数個、根生状で低く、下部の中に隠れる。果胞は卵形でまばらに短毛をしく。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)160、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)272、日本カヤツリグサ科植物図譜(平凡社)346-347 |
分布 | 本州(宮城県以西)。 ◎府内の分布記録区域 ほぼ全域であるが、現状不明や絶滅のところが多い。 |
生存に対する脅威 | 林道の新設・拡幅や、湿地開発。里山の荒廃や遷移の進行も要因の一つであろう。 |
必要な保全対策 | 外見は目立たない。林道の新設・拡幅や、湿地の開発に先立つ詳細な生物調査が必要である。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 津軽俊介