シダ植物
オシダ科
オシダ科
ミヤコヤブソテツ
Cyrtomium yamamotoi Tagawa, Cyrtomium fortunei J. Sm. var. intermedium Tagawa
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 府内ではまれ。タイプ産地(乙訓地区)では絶滅寸前である。 |
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形態 | 常緑の多年草。根茎は短く斜上する。羽片は10~17対あり、刀状で次第に細くなり先端尾状、表面は独特の白緑色を帯びる。包膜は中心が黒褐色で、縁は全縁。 ◎参照 日本の野生植物 シダ(平凡社)164、原色日本植物図鑑 羊歯(保育社)85 & 197 |
分布 | 本州(関東以西の太平洋側と新潟県以西の日本海側)、四国、九州、中国大陸。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域、南丹地域、京都市域、乙訓地区、山城地域(北部)。 |
生存に対する脅威 | 森林伐採、空中湿度の低下。 |
必要な保全対策 | 空中湿度さえあれば、比較的強光にも耐える。川沿いの自生地は保全のためには重要。人工繁殖自体は比較的容易である。 |
特記事項 | ヤマヤブソテツは葉の表面が淡緑色から灰緑色、包膜は全体が灰白色。テリハヤブソテツは葉の表面が深緑色で光沢がある。包膜はやはり灰白色。 |
執筆者 光田重幸