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令和元年の京都府内における観光入込客数等について、地元市町村と連携した観光振興の取組や受入環境整備の進捗等により、観光入込客数は過去最高を記録するとともに、観光消費額は引き続き高い水準(注)を維持しました。
(注)京都市の統計手法の変更(令和元年)により、厳密には府内全体の観光消費額等を経年で比較することはできないが、参考に各年の数字を単純比較した場合。
(参考)令和2年以降の調査から、調査基準を以下のとおり見直す予定です。
北米の有力旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー誌」の読者アンケートで、8年連続ベスト10入りするなどの京都の魅力に関する認知度の高まり等により、観光客数が4年ぶりに増加し5,352万人となった。また、キャッシュレス環境の充実等の観光客の買物環境向上支援をはじめとした受入環境の整備などの取組を進めたことにより、統計手法の変更(宿泊税データの活用)はあったものの、観光消費額は4年連続で1兆円を超え、1兆2,367億円となった。
「竹の径・かぐやの夕べ」や「向日市まつり」などのイベントのほか、2020年1月からの大河ドラマ「麒麟がくる」放映に向けて大河ゆかりの地が各種メディアで取り上げられ注目度が高まったこと、平成から令和への改元に伴う長岡天満宮等での限定御朱印の授与が話題になったことなどから、観光入込客数は前年比106%の増加となった。
平成30年に中止となっていた野外音楽イベント「京都大作戦」が実施されたことや、京田辺市に入浴・宿泊施設が開業したこと、石清水八幡宮駅の駅名の変更に伴うプロモーションが実施されたことなどにより、観光入込客数が増加した。南山城村のレジャー・宿泊施設の一部事業縮小はあったものの、地域全体での観光入込客数には前年比105.9%の増加となった。
平成30年の7月豪雨、台風21号のような大型の自然災害が発生しなかったことなどにより、全体的に観光客数が回復した。亀岡市では、大河ドラマ「麒麟がくる」放映に向けて大河ドラマゆかりの地への誘客が増えたことなどにより、地域全体での観光入込客数は前年比108.3%の増加となった。
平成30年の7月豪雨、台風21号のような大型の自然災害が発生しなかったことなどにより、全体的に観光客数が回復した。綾部市では、閉鎖された入浴。宿泊施設はあるものの、あやべグンゼスクエアがバスツアーの立ち寄りスポットとなり大きく客足を伸ばしたこと、福知山市では、大河ドラマゆかりの地が広くメディアへ取り上げられたことなどもあり、地域全体での観光入込客数は前年比109.5%の増加となった。
平成30年の7月豪雨、台風21号のような大型の自然災害が発生しなかったことなどにより、全体的に観光客数が回復した。宮津市では、比較的天候に恵まれ天橋立地区等の海水浴客が増加したこと、テレビ・SNS等のメディア露出が増えたことなどにより、観光入込客数が増加した。地域全体の観光入込客数も前年比103.5%の増加となった。
令和元年(2019)京都府観光入込客調査報告書(PDF:1,112KB)
表2「地域別、外国人宿泊客数、対前年比較」(PDF:52KB)
表3「府内・府外別、日帰・宿泊別(外国人内訳入り)、宿泊施設別」(PDF:98KB)
表4「府内・府外別、日帰・宿泊別(外国人内訳入り)、対前年比較」(PDF:106KB)
表5「宿泊施設別(外国人内訳入り)、対前年比較」(PDF:121KB)
表6「外国人宿泊客数(国・地域別、宿泊施設別)」(PDF:496KB)
表10「観光入込客数及び観光消費額の年次推移」(PDF:73KB)
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