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京都府内における平成22年1月から12月までの観光入込客数及び観光消費額について、市町村の調査結果を取りまとめました。
平成22年は、異常気象ともいわれる夏の天候不良等の影響により、観光入込客数が減少した市町村等が見られるものの、「京の七夕」や「京都・花灯路」等のオール京都による取組や、高速道路無料化社会実験により舞鶴若狭自動車道・京都縦貫自動車道が無料になったことで好影響を受けた市町が多いことなどにより、府内観光入込客数は、前年に比べ約266万人(3.6%)増加の約7,674万人となり、再び増加に転じました。
また、京都市や近隣府県等と連携した積極的な外国人誘客の取組の効果もあり、外国人宿泊客数も前年に比べ約20万人増加し、約100万人となりました。
観光入込客数の増加等に伴い、観光消費額についても前年に比べ約406億円(6.2%)増加の約6,963億円となりました。
「京の七夕」や「京都・花灯路」等のオール京都による取組や、国のビジット・ジャパン・事業と連携した外国人観光客の積極的な誘致を行った結果、全国的な「幕末ブーム」の追い風もあり、前年の世界的な景気低迷や新型インフルエンザの影響から着実に回復し、入込客は前年比105.7%となった。
前年に休止したイベントの例年通りの開催などにより、一部増加している施設がみられるものの、施設の閉鎖や異常気象ともいわれる夏の天候不良の影響などにより、地域全体として減少。入込客は前年比97.2%となった。
高速道路無料化社会実験により舞鶴若狭自動車道・京都縦貫自動車道が無料になったことを受け、特に京阪神地域からの観光客が減少したこと、異常気象ともいわれる天候不良の影響などにより、地域全体として減少。入込客は前年比99.3 %となった。
高速道路無料化社会実験により、多くの施設で前年を上回る入込客数となったことや、福知山市動物園が「ウリ坊とみわちゃん」の全国的な人気により前年の約3倍の入園者になったことなどにより、地域全体として増加。入込客は前年比110.1%となった。
高速道路無料化社会実験により、一部入込客数が減少した施設があるものの、多くの施設では入込客数が前年を上回る好影響を受けたことや、夏の猛暑により海水浴客が増加したことなどにより、地域全体として増加。入込客は前年比102.3%となった。
表2「地域別、外国人宿泊客数、対前年比較」(PDF:39KB)
表3「府内・府外別、日帰・宿泊別(外国人内訳入り)、宿泊施設別」(PDF:60KB)
表4「府内・府外別、日帰・宿泊別(外国人内訳入り)、対前年比較」(PDF:60KB)
表5「宿泊施設別(外国人内訳入り)、対前年比較」(PDF:79KB)
表6「外国人宿泊客数(国・地域別、宿泊施設別)」(PDF:75KB)
表10「観光入込客数及び観光消費額の年次推移」(PDF:48KB)
表11「平成22年に開業した観光関連施設等一覧」(PDF:101KB)
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