(3) TACはオリンピック方式? TACは漁業者個人に割当てられるものではなく(欧米では個人TACが存在します)、府県単位であったり、海域単位であったりします。TACはこの単位内で管理されるので、決められた漁獲量になるまでは誰がどれだけ獲っても構わない、つまり早い者勝ちといったいわゆるオリンピック方式ということになります。 しかし、ズワイガニ漁業では従来から資源保護を目的として、関係漁業者の皆さんによる自主的な資源管理の取組みが行われています。TACがいくらオリンピック方式であるからといっても、これまでの資源管理の取組みを全く無視して無秩序な操業が続けられれば、資源にも重大な影響を与えかねません。 |
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