京都ジョブパーク 総合就業支援拠点
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近年、障害のある方の社会参加意欲の高まりにともない、特に精神・発達障害のある方の一般就労が増えているものの、平均勤続年数は短い傾向にあります。
その大きな要因であるミスマッチによる離職を減らしていくには、障害のある求職者側の特性情報と、募集する企業側の職場環境や業務の適性情報を合わせてマッチングし、職場実習を実施したうえで就職することが望ましいですが、現状では、企業側の募集の際に、必要な情報が開示されていないのが一般的です。
そうした課題に対応するため、この度、京都府では、企業が障害のある求職者を募集する際に、自社の職場環境や募集する業務に必要となる適性を可視化できる「障害者雇用環境アセスメントツール」を、開発しました。
本ツールは、障害のある求職者を募集する企業の担当者が、自社の職場環境や業務に必要となる適性に関する設問に回答し、当該回答結果を求人票や職場実習の募集と一緒に公開することにより、適性に合う障害者やその支援者の方との出会いをサポートするものです。 また、本ツールは、合理的配慮について知り、自社でできる配慮について、あらためて考える設問を設けていますので、今後の働きやすい職場づくりのロードマップにもなります。 |
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障害のある方のや実習を検討されている企業が対象です。
(1)自社の業務に合った求職者との出会いのきっかけとなる回答結果を求人票や職場実習の募集シートにして、公開することで、自社の業務に合った求職者との出会いのきっかけになります。 |
(2)自社の働きやすい環境づくりのロードマップになるアセスメントツールになっているので、回答することで自社の働く環境の客観的な評価が得られます。 |
(3)障害特性や配慮方法を知るきっかけになる質問や当事者への配慮例は、精神障害・発達障害・知的障害の特性に基づき設定しているので、障害特性や配慮方法を知るきっかけになります。 |
(1)気軽に進められる!Excel形式で操作しやすい回答フォームになっています。 回答にかかる時間は20~30分程度で気軽に進められます。 |
(2)分かりやすい質問チェック項目はシンプルで分かりやすい表現になっています。 |
(3)自社または部署に合った職種のシートで回答できるシートは(1)事務、(2)作業、(3)販売・サービスの3職種に分かれています。 |
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申請は左の「申請」ボタンから行ってください(外部リンク) |
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京都大学 学生総合支援機構・准教授 |
同大学DRC(障害学生支援部門)のチーフコーディネーター、及び障害学生支援分野の全国的なプラットフォーム事業であるHEAP(高等教育アクセシビリティプラットフォーム)のディレクター。障害のある人の学びや就労、地域生活を専門とする実践家。 |
令和6年4月~9月 |
「障害者雇用環境アセスメントツール」の試作 監修:京都大学 村田准教授DRCチーフコーディネーター |
令和6年10月 | 「障害者雇用環境アセスメントツール」検討委員会開催 |
令和7年1月
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【検討委員会 構成員】 <委員(行政・支援機関)>
<委員(モデル企業)>
<監修>
<開発>
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令和6年12月~ | 上記検討委員会企業において、モデル実施 (本ツールの回答を活用し、職場実習マッチングを実施) |
令和7年3月~ | 京都障害者雇用企業サポートセンターにより普及活動開始 |
京都障害者雇用企業サポートセンター
ご利用時間:月曜~金曜/9時~17時(土曜・日曜・祝日、年末年始休み)
電話:075-682-8928
ファックス:075-682-8944
Eメール:support@kyoto-jobpark.jp
〒601-8047
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