第12週の定点当たりのインフルエンザ報告数は、全国で14.21、京都府で12.88と引き続き減少しました。
全国、京都府いずれも緩やかに減少傾向ですが、今季京都府のインフルエンザ警報基準の継続期間は9週間に達しました(警報レベルの終息基準は、定点当たりの報告数が10を下回ることです)。
京都府では、過去10年間で最も警報基準の期間が長かったのは、2008年度及びインフルエンザA(H1N1)2009が流行した2009年度の9週間であり、これに並んだことになります。
一部で報告数が増加している県があり(近畿地方では滋賀県と和歌山県で前週よりも増加しています)、京都府においても各保健所別にみますと、報告数がやや増加している地域もあり、引き続き注意が必要です。
(4月2日更新)
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