第9週、全国の定点あたりのインフルエンザの報告数は引き続き減少し、第8週29.04から第9週23.70になっています。減少傾向を示す都道府県がほとんどで、京都府でも、第8週20.95から第9週17.29と減少しています。
しかし各保健所単位でみると、増加しているところもありますので引き続き注意が必要です。
今季検出されるインフルエンザウイルスはA香港型(AH3型)が主体となっていますが、最近ではB型が目立つようになってきています。
国立感染症研究所によると、第4週から第8週までに検出されたB型インフルエンザの割合は24.2%で増加傾向です。
なお流行の主体となるインフルエンザウイルスの型は国によっても異なります。WHOのHPで見ますとA香港型が多いことは世界的な傾向ですが、メキシコではAH1pdm09が主流ですし、中国ではB型が多くなっています。
(3月12日更新)
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