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屋上緑化は、建物の上に緑化をするため、積載荷重を超えないようにする必要があり、また植物を植えて育てるには水を与える保水性と余分な水を排出し根腐れを防ぐ排水性も必要です。そこで積載荷重を軽くするためには、パーライト(※パーライト:黒曜石、真珠岩などを焼成した多孔質の土壌改良材)を使い、保水性、地力を高めるためにはピートモスという植物で出来た泥炭を乾燥させたものを混ぜたり、排水性を高めるための排水マットを敷き詰めています。この他にも軽い土壌や土壌の代わりをする基盤材など様々な技術があり、芝生の基盤材の一部分を企業協賛により整備しています。
屋上緑化の工事から完成までの写真を掲載しています。
工事前
防水工事
排水マット
植栽工事
完成
温度表示パネル
屋上緑化による建物の表面温度抑制効果を目で確認できるよう、温度表示パネルを設置しています。温度は3ヶ所計測しており、コンクリート面、土の厚み200mm、土の厚み450mmの温度の違いが確認できます。
風倒木を使ったベンチ
台風23号(平成16年10月)により被害を受けた風倒木や間伐材を活用して「親子の語らいベンチ」を作りました。木のぬくもりのあるいろいろな形を楽しめます。
雨水タンク
棟屋に降った雨を溜めて水やりなどに使用しています。
コンポスト
間引きした草花や雑草をコンポストに入れて、堆肥化させ畑などに肥料として使用しています。
お問い合わせ
総合政策環境部自然環境保全課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4706
ファックス:075-414-4705