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防犯ボランティア活動を行う大学生と議員がさまざまな意見を交換しました。
府議会では、若い方に議会を身近に感じてもらえるよう大学生との座談会を開催しています。
昨年12月に行った地域での活動に関する意見交換の模様を紹介します。
昨年12月に、あうる京北(京都府立ゼミナールハウス)で開いた座談会には、京都府議会広報広聴会議の議員が参加。大学生側からは、学生防犯ボランティア「ロックモンキーズ」のメンバーに参加いただきました。
「ロックモンキーズ」は、京都の大学などに通う、または京都在住の大学生などで作る団体で、平成21年に発足。現在は104名の学生が在籍し、小学校や児童館での防犯教室、高齢者施設や地域のお祭りでの啓発活動、防犯パトロールなどを行っています。
この日の午前は、ロックモンキーズが防犯教室で披露する寸劇と「いかのおすしダンス」の練習を見学。議員も大学生の皆さんと一緒に声を出す練習をしたり、踊ったりとグループの活動に触れることができました。
午後からは、初めに議員から議会の仕組みを説明し、続いてロックモンキーズから活動内容を紹介。
その後は、「活動を通じて感じた地域の課題」「活動を通じて、大学生がすべきこと」の2つをテーマに活発な意見交換を行いました。地域ボランティアの高齢化や世代間のコミュニケーションについてなど、議員が日々取り組む課題への問題提起も多く、今後の府議会活動に生かせる有意義な時間になりました。
<大学生の発言>
ボランティアの高齢化。若い世代の人を地域活動に引き込むにはどうすれば?
<議員の発言>
地元の祭りのように地域の若手を学生の皆さんが引っ張り出す!
大学生発信のつながりで絆を。
<大学生の発言>
高齢者と若者の交流の場がない。
こうした団体に参加してなかったら同世代としか話さない…。
<議員の発言>
高齢者にとっても若者との交流は大事。
高齢者宅に若者が低廉な負担で同居・交流する「京都ソリデール」も広めたい。
<大学生の発言>
活動しているとあいさつをしてくれない人も。
若者同士のつながりも必要…。
<議員の発言>
何かきっかけがあればうまく話せるかも。
話題づくりも大切なのでは。
<大学生の発言>
地域にはたくさんの団体が。
もっと他の団体とも連携を取って協力していければと思う。
<議員の発言>
つながりが増えるといろいろ教えてもらえるはず。
より強い活動になるのでは。
<大学生の発言>
最近、子どもが事件に巻き込まれることが多い。
悲しい出来事をなくしたい。
<議員の発言>
SNSのことなど大人に相談しづらい社会なのかもしれない。
学生の立場で優しく声掛けを。
<大学生の発言>
大学生の政策提案を聞いてもらう機会があれば勉強のモチベーションも上がる!
<議員の発言>
皆さんの意見が聞きたい!SNSでも、事務所に来てもらっても。
ぜひ議員とつながってほしい。
公式キャラクターロックモンキー
当日の座談会の詳しい情報はホームページへ
12月12日(木曜日)ロックモンキーズ10人が京都三条会商店街付近のパトロールを行いました。
当日は、京都市中京区にある京都三条会商店街とその周辺で、特殊詐欺被害防止の啓発グッズの配布と、近隣公園の清掃を行いました。
配布グッズの洗剤
座談会の様子は3月22日のテレビ広報番組「府議会cafe京都」(KBS京都テレビ)で放送します。
番組では他にも常任委員会や特別委員会の取り組みを紹介しますので、ぜひご覧ください。
お問い合わせ
京都府議会事務局総務課広報広聴係
京都市上京区下立売通新町西入
電話番号:075-414-5551
ファックス:075-441-8398