ここから本文です。
平成31年2月12、13日に行われた代表質問の主な内容は次の通りです(質問順)
北岡 千はる 府民 左京区
<質問>
31年度予算に関して12月定例会で知事が答弁した「横断・連携、現場主義の徹底、前例にとらわれない」思いを反映できたか。また子育て環境日本一関連施策の立案はどうか。
<答弁>
子育てや観光施策、防災・減災対策などを重視し、民間や地域と連携して前例のない課題に対応する。また、子育てしやすい職場を拡げるため、「時間単位の年休制度」の導入など取り組みへの補助制度を創設した。
秋田 公司 自民 南区
<質問>
駅周辺のインフラ整備が民間活力を引き出しており、企業による大きな事業展開も期待されるため、府の支援・協力が必要と考えるが、認識と今後の取り組みはどうか。
<答弁>
これからのまちづくりは、行政と民間、地域の連携による相乗効果が重要で、本事業は先導的と考える。引き続き関係市と連携して地区計画などを策定し、国に予算確保の要請などを行う。
林田 洋 自民 上京区
<質問>
知事、京都市長が毎年会談し、二重行政解消など府市協調を進めてきたが、人口減少社会の対応など協調の進化が必要と考える。これまでの評価や今後の取り組みはどうか。
<答弁>
京都市とそれ以外の地域とが一層連携し、相互の強みを府域全体の発展につなげることが重要。分野ごとの政策連携会議開催など、今まで以上に連携を強め府市協調のさらなるステップアップに努めたい。
藤山 裕紀子 自民 宇治市・久世郡
<質問>
農業従事者の減少などに対し、国が進める先端技術を取り入れたスマート農業を府も推進すべき。また、若者などが希望を持てる農業への夢や展望をどう考えるか。
<答弁>
府も推進に向け、現地モデル実証農場を設置し、京野菜など特徴ある品目への活用などの課題に対応する。また、農業を持続可能で魅力的な産業とするための展望と戦略を具体化する。
浜田 良之 共産 北区
<質問>
知事は12月定例会で「法令に基づいて行われた」と答弁したが、防衛大臣の提供依頼に自治体が応じる義務はない。本府の自衛官募集への協力は中止すべきでないか。
<答弁>
自衛官募集に際しての宛名提供は自衛隊法や同法施行令に基づき府や市町村において対応しているところであり、今後も法令などに基づき適切に対応する。
前窪 義由紀 共産 宇治市・久世郡
<質問>
淀川水系では、国による大戸川ダム建設の凍結解除の動きがあるが、堤防強化や、中小河川整備を急ぐべき。河川整備計画に位置付ける必要がないと表明してきた府の見解はどうか。
<答弁>
府の整備計画に基づく河川整備など、引き続き国や宇治市と連携した総合的な治水対策を進める。また、大戸川ダムの評価に変わりはなく、引き続き天ケ瀬ダム再開発などの早期完成を国に要請する。
小鍛治 義広 公明 南区
<質問>
桂川駅周辺は、ショッピングモールやマンション建設による人口増加で、交通事故なども増加すると考える。交番新設など安心・安全なまちづくりの取り組みはどうか。
<答弁>
同地区は刑法犯認知件数などが減少傾向で治安情勢は落ち着いている。なお、向日町駅周辺再開発による人や車の流れの変化に対し、引き続き関係機関などと連携し、安全・安心なまちづくりを推進する。
お問い合わせ
京都府議会事務局総務課広報広聴係
京都市上京区下立売通新町西入
電話番号:075-414-5551
ファックス:075-441-8398