京都市北部の急性期医療を担う地域の中核病院として安全で質の高い医療を提供しています。各科にわたり大学病院レベルの高度医療を、サイズ的に小回りのきく当院で効率的に提供しています。診療科や部門の垣根がなく、中規模病院ならではのチームワークの良さが当院の自慢です。平成9年に臨床研修指定病院となり、新臨床研修制度が始まった平成16年からは管理型臨床研修指定病院として医師の育成にも努力しています。

財団法人薬師山病院は、日本でも数少ない独立型ホスピスとして1988年10月に誕生しました。また2008年には療養型病床をホスピスへと転換し、独立型としては日本最大規模の50床すべてがホスピス病床となりました。当院は、緑豊かな高台に位置し、自然に囲まれた穏やかな環境の中で、まるで「家」で過ごされているかのような温かで心のこもったケアを提供しております。

最新の医療施設と経験豊富な専門スタッフが先進医療技術を展開し、地域の皆様に信頼、そして安心していただけるよう、良質な医療・看護と心のかよう介護を提供しています。市内でもまれに見るすばらしい環境の中で、博愛・協調・健康を基本理念に、急性期から回復期まで対応できる総合的な病院を目指しています。関連施設である「冨田病院」・「訪問看護ステーションはくあい」・「デイケアセンターとみた」と連携を取りながら、これからも、常に最新の情報と技術を医療に活かして地域医療への貢献に日々努めます。

当施設はキリスト教の人類愛に基づき1963年に開設されました。現在京都市における唯一の障害児（者）入所施設として、（聖ヨゼフ整肢園、麦の穂学園）、通園施設として（ひばり学園、くぬぎ）をもっています。小児神経科では新生児からのボイタ法による早期診断・早期治療、幼児期以降は運動障害、発達障害のリハビリテーション治療を行っています。また小児整形外科では、先天性股関節脱臼、内反足、斜頸、側弯症、ペルテス病などの診察・治療を行っています。

当院は、美しい北山通りの並木道を抜けた閑静な住宅地に位置しております。開院以来、患者様が安心して受診できるやすらぎの医療及び、満足と信頼が得られる良質の医療サービスの提供を理念に、地域医療の為に長年努力して参りました。慢性腎不全患者様に対する透析治療を中心に、腎臓・泌尿器疾患に対する総合的な治療と、合わせて一般外科、内科一般、眼科診療にも力を注いでおります。今後とも皆様に信頼される健康管理のパートナーであり続けるよう努めて参ります。