【成果報告】男山中央センター商店街チーム
令和4年1月から12月の1年間、京都府内の3つの商店街を舞台に活動してきた「学生×地域つながる未来プロジェクト商店街編」、男山中央センター商店街チームの成果報告です。
【目次】
「男山中央センター商店街」チームの取組
参加学生へのインタビュー
男山中央センター商店街ご担当者へのインタビュー
京都府担当者からメッセージ
>>他チームの成果報告はこちら
「男山中央センター商店街」チームの取組
「男山中央センター商店街」は、京都府八幡市男山団地に4つある商店街の1つです。
令和4年の「学生×地域つながる未来プロジェクト商店街編」では、京都府・大阪府・高知県から5名の大学生が参加しました。
Shopping Street Hack(SSH)誕生!
商店街での活動をするにあたり、チーム名を「Shopping Street Hack(SSH)」としました。
Instagramで活動の様子を発信!
>>Shopping Street Hack(SSH)のInstagramはこちら(外部リンク)
Shopping Street Hack(SSH)の活動記録
大学生たちと商店街の方々が協働し、日常的に地域の人に商店街へ足を運んでもらうことを目的に、季節ごとのイベントのお手伝いなどに取り組みました。
令和4年2月 |
【初回顔合わせ(オンライン)】
自己紹介、プロジェクト活動の相談 |
令和4年3月 |
【ミーティング】
初めての対面でのミーティング |
令和4年3月 |
【ミーティング・交流会】
商店街のお店のお弁当を食べながら交流
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令和4年5月 |
【学生を知ってもらおうの会】
地域の方々と参加学生の交流を目的としたBBQイベント
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令和4年6月 |
【花の植え替え(1回目)】
商店街のお花の植替えをお手伝い
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令和4年8月 |
【夏祭り】
地域の夏祭りのお手伝い
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令和4年10月 |
【男山ハロウィンマルシェ】
商店街でのハロウィンマルシェをお手伝い
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令和4年11月 |
【花の植え替え(2回目)】
商店街のお花の植替えをお手伝い
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令和4年12月
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【おとこやまクリスマスマーケット】
商店街でのクリスマスマーケットをお手伝い
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[インタビュー]地域住民との絆を紡ぐ試み!
参加学生へのインタビュー
1年間の活動の中で、印象に残っている活動を教えてください。
- 「男山ハロウィンマルシェ」が印象に残りました。自分が想定していたよりも、多くの地域の方が来てくださり、こんなに人が集まるポテンシャルを持った商店街だということが分かりました。
- 地域の大人の方たちが挑戦する姿を見ることができた「おとこやまクリスマスマーケット」が印象に残りました。
- 地域の方々とコミュニケーションがとれたという点で、「学生を知ってもらおうの会」が印象に残りました。
月1~2回イベントがあったと思いますが、活動頻度について、どのように感じましたか。
- 頻度よりも、もっと深く地域の方々と関わることができたら良かったと感じました。
- 1つのイベントが終わってから、その熱が冷めないうちに次のイベントをするなど、もっと活動頻度を増やしても良いと感じました。
商店街や地域の方と協働してみて、得られたことや、本プロジェクト開始前からプラスに変化したことはありますか。
- この活動に参加しなければ出会えなかったコミュニティとの出会いができ、地域のリアルな実情や、地域の方々の想いを知ることができて、良かったです。
- 商店街によって雰囲気が違い、地域ごとに存在している課題は違うということを学べました。
- 協働には、人との繋がりが大切だと思いました。
活動の中で役立ったスキルや知識、または、持っていたら良かったと感じるスキルや知識はありますか。
- 自分の勉強がてらイベントのチラシを作成できたことは良かったと感じます。
- 文章を書くことが好きなので、SNSの投稿において、そのスキルを活かすことができたと思います。ただ、もう少し他の方が書いた文章などをたくさん見て、勉強しておいても良かったと感じました。
- 活動の中では、初対面の方とお話する機会が多かったので、初対面の方とお話する際のスキルなどは習得しておくと、役立ったのではないかと思います。
商店街や地域の方々と協働する上で、大切にしていたことはありますか。
- 商店街の担当者の方たちが温かく、気さくに接してくださったので、特にはありません。
商店街や地域の方と協働してみて、難しかったことはありますか。
- 商店街の担当者の方とは、良好な関係性が築けてきたと思いますが、それ以外の地域の方々とは接点が少なかったので、もっとコミュニケーションをとることができれば良かったと感じます。
- お金が絡む話など重要な場面においては、うかつなことは言えないと思い、発言を遠慮してしまったことがありました。
自分たちが大学生を受け入れる商店街側の立場になったら、どんなことに気を付けて大学生に接しますか。
- 大学生たちが近づきやすくなるように、コミュニケーションをしっかりとりたいと思います。
- 大学生の意欲をそがないような環境づくりをしたいです。
- 信頼関係の構築が一番大切だと思うので、関係性の構築に力を入れると思います。
今後の展開として、参加学生たちの想いは・・・
- 学生の間は、活動を続けていきたいと思っています。
- 家族のように接してくださり、良い関係性が築けたと思うので、活動を続けていきたいです。
男山中央センター商店街の皆さんへのインタビュー
1年間の活動の中で、印象に残っている活動を教えてください。
- 「男山ハロウィンマルシェ」の際に、参加学生が主体的に活動に参加してくれているのを見て、自分たちの活動が、参加学生たちの心に響いているのを感じて、嬉しかったです。
- 活動ではありませんが、年末に参加学生が挨拶に来てくれたのは、とても嬉しかったです。
- 商店街の花の植替えを手伝ってくれたのは、大変助かりました。
大学生と協働してみて、得られたことや、本プロジェクト開始前からプラスに変化したことはありますか。
大学生と協働する上で、大切にしていたことはありますか。
- まずは、この商店街に興味を持ってくれたことが嬉しくて、やりたいことをやらせてあげたいと思っていました。
- 特に何か気を付けていたというわけではありませんが、「楽しい場になるように、おもしろいことをしておこう」と思ってはいました。
大学生と協働する上で、難しかったことはありますか。
- 大学生にお願いできることと、自分たちでやった方がいいことの線引きが難しかったです。
- 参加学生の皆さんの住んでいる場所から、この商店街までは少し距離があるので、「来て」とはなかなか言い出しづらい場面もありました。機会があれば、地元の学生も参加してくれたら嬉しいです。
- 活動の日程調整などが難しかったことに加えて、調整の結果、参加学生5人のうち、1人しか参加できないときなど、その1人が重荷に感じてしまうのではないかと心配していました。
京都府担当者からメッセージ
男山中央センター商店街のご担当者は、大学生の意欲や想いや受け止め、温かく向き合ってくださいました。
大学生も気軽に意見を言うことができ、そこには素敵な信頼関係が育まれているようでした。
きっと今回のプロジェクトの現場は、関わるメンバーにとって「居心地の良い場所」だったのではないでしょうか。
チームメンバーが、互いに関係性を深めながら、主体的・意欲的に活動する姿が印象的なチームでした。
これから就職活動や海外留学など、新しい道に進む大学生もいますが、「またShopping Street Hackの活動に関わりたい」と言ってくれたことを、京都府担当者としても嬉しく思います。
今回のプロジェクト活動をきっかけに、これからもShopping Street Hackの活動が末永く続くことを願っています!
>>「学生×地域つながる未来プロジェクト 商店街編」
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