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京都伝統文化の夢舞台の開催について

文化芸術発信強化実行委員会(事務局:京都府文化生活部文化政策室)では、地域で古くから受け継がれている囃子や舞踊など、伝統文化の継承に取り組む保存会や文化団体等に所属する子ども達(小中学生が中心)に日頃の成果を発表する機会を創出するとともに子ども達が演じている伝統文化を親子で鑑賞・体験するなど文化に触れる機会を提供することで次世代の育成に繋げる「京都伝統文化の夢舞台」を開催しました。

プロの芸術家や子ども達による伝統文化の発表のほかに、伝統文化・工芸体験ワークショップ等も実施し、多くの方が伝統文化を体験しました。

京都伝統文化の夢舞台
(PDF:1,613KB)

開催日時

令和5年11月11日(土曜日)12時30分~17時00分

開催場所

京都府丹後文化会館及び峰山地域公民館(京都府京丹後市峰山町杉谷1030)

内容

子ども達等による伝統文化の発表

地域で受け継がれている伝統文化を子ども達が披露しました。

 貴方まかせに、丹後ちりめん小唄(京丹後市/ちりめん小唄踊り保存会)


  • 小学生、中学生の子どもたちが、丹後に伝わる、丹後ちりめんを唄った曲の踊りを大切に、踊りつないでいくことを目指して、練習しています。
    京丹後市文化協会の舞台芸能祭や地域のイベントの出演、施設への訪問等の活動をしています。
    同年代の誰よりも、きものを身近に感じているからこそ、着物文化をより多くの方々に発信できるものと自負しております。

 子供歌舞伎寿式三番叟・竜宮音頭(宮津市/宮津おどり振興会)


  • 名勝“天橋立”を金看板に観光の町として様々な文化や芸能を伝承し育んできた「丹後の宮津」。
    「丹後の宮津でピンと出した」と言う特色のある囃子詞で全国でも有名な“宮津おどり”は、優雅な踊りで郷土芸能の粋として多くの人々から絶賛されてまいりました。また、平成30年3月には宮津市無形民俗文化財にも認定されました。
    この“宮津おどり”の保存継承、普及発展、観光宮津のPRを目的に、昭和31年11月に『宮津おどり振興会』が結成され、以後約66年余り踊り続け今日に至ります。
    近年は、踊り手や地方などの後継者の育成にも力を入れており、若手の出番も増えつつあります。

 吉原の太刀振り(舞鶴市/吉原太刀振保存会)


  • 吉原の太刀振は、丹後国の田辺城町の産土神(うぶすなかみ)である朝代(あさしろ)神社の秋の例大祭(11月3日)に4年に一度奉納する舞鶴市を代表する民族芸能です。
    由来は、細川幽斎公が関ヶ原の戦いの前哨戦となった田辺城の籠城戦において、西軍(石田三成)に囲まれた城へ吉原の漁民が海から攻める敵を見張り、兵糧を運び込むなど戦いに貢献し、その戦功により籠城戦ぶりを伝えた型を振るのを許されたのが始まりとされます。

 亀岡祭曳山囃子(亀岡市/三輪山保存会・亀岡祭山鉾連合会)


  • 三輪山鉾は11基ある亀岡祭りの山鉾の中で最も造営年代の古い山鉾で、豪華な懸装品を見せる趣向となっています。
    御神体は奈良の大神神社から戴いています。
    お囃子は祇園祭りが源流になりますが丹波亀岡独自の変遷を経ています。主な点として街並み、経済力の違い等による山鉾の構造的な工夫、それに伴い囃子方の大半を子どもが占めています。三輪山では小学1年生から鉦を、中学生は太鼓、高校生以上は笛を担当します。お囃子は10曲で現在でも口承により受け継がれています。
    三輪山保存会では町内住人を中心に山鉾とお囃子の保存・継承につとめています。

プロの芸術家による伝統文化の発表

  

  

 能「敦盛」
 敦盛の霊 古橋正邦(重要無形文化財能楽保持者)
 蓮生法師 原陸 


平家の少年武将、平敦盛(たいらのあつもり)は僅か十六歳で源氏との戦いに参加し、神戸の一の谷で熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね)に殺されました。
その後直実はお坊さんになって名前を蓮生(れんせい)と変え、敦盛の命を奪ったことを悲しみ、心から弔いました。
さて、能の舞台は蓮生が再び一ノ谷を訪れたところから始まります。
敦盛の霊が現れ、最期の様子を再現します。そして蓮生は元の敵であっても、自分を弔ってくれてもはや仏様の前では友であると語り、更に弔いを頼んで消えてゆきます。
笛を好んだ少年が戦いに巻き込まれ命を落とす悲劇。
室町時代に、この能の作者である世阿弥は、戦の悲しさ、虚しさを能の作品で表現しました。

企画運営:能楽舎、協力:伝統音楽普及促進事業実行委員会

伝統文化・工芸体験ワークショップ

能体験~能の詞を唱えてみよう!能舞台VR体験~/伝統音楽普及促進事業実行委員会


  • 時間:1回目 12時45分~13時/2回目 13時15分~13時30分
     3回目 13時45分~14時
  • 定員:各回約15名
  • 内容:能「敦盛」のワンフレーズをみなさんで一緒に唱えたり、能「船弁慶」の弁
     慶役や太鼓方になった感覚をVRを通して体感することができます。奥深い能
     の世界に触れていただける体験教室です。

組みひもミサンガ作り体験/海の京都DMO与謝野地域本部(与謝野観光協会)


  • 時間:1回目 12時30分~13時/2回目 13時10分~13時40分
     3回目 13時50分~14時20分
  • 定員:各回約15名
  • 内容:丹後ちりめんの原料として使用されているシルク100%の好みの色糸を4本
     組み合わせ、長さ約40cmのミサンガを作ることができます。

ちび丸提灯作り体験/小嶋庵


  • 時間:12時30分~14時
  • 定員:約20名
  • 内容:京提灯作りを楽しめる教室です。好きな和紙の色と柄を選んで、あなただけ 
     のオリジナルミニ提灯を作ることができます。

金彩ハガキ作り体験/田中金彩工芸


  • 時間:1回目 12時30分~12時45分/2回目 12時55分~13時10分
     3回目 13時20分~13時35分/4回目 13時45分~14時
  • 定員:各回約12名
  • 内容:京友禅の金彩加工で古くから用いられる摺箔技法。
     その技術を用いて金彩加工を施したハガキを製作していただきます。
     6色ほど用意した箔を貼りわけ自分だけのとっておきのハガキを作ることが 
     できます。

 

京都にゆかりのある若手伝統工芸家等の作品展示

 【募集は終了しました】

 伝統工芸・アート・クラフト作品等の展示を行っていただける出展者を募集します。

  展示を希望される方は、以下の応募フォームから申込ください。

  応募フォーム:https://forms.gle/ENk3pySrxf41MRkn9

【終了】申込方法(無料)

参加登録ページにアクセスいただき、無料のチケット購入により参加登録をお願いします。

参加登録ページ:https://t.livepocket.jp/e/4jk80(外部リンク)

当日会場での参加登録も可能ですが、入場にお時間を要する場合がございます。

チラシ・ポスター

チラシ(PDF:1,613KB)

ポスター:(PDF:1,033KB)

主催等

文化芸術発信強化実行委員会
(構成:京都府、京都市、京都商工会議所、(株)エフエム京都、(株)京都新聞COM、
 (公財)京都文化交流コンベンションビューロー)

お問い合わせ

京都伝統文化の夢舞台運営事務局(平日10時00分~17時00分 土・日・祝日は休業)

E-mail:kyotoyumebutai@tts.co.jp

電話番号:03-4540-4300

 

お問い合わせ

文化生活部文化政策室

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4223

bunsei@pref.kyoto.lg.jp