山城広域振興局
ここから本文です。
山城地域は宇治茶の生産で有名ですが、農閑期となる晩秋から早春までの時期には、地域でそれぞれの農産物の栽培がされています。
南山城村では、約40年前から「しいたけ」の栽培が盛んに行われており、なかでも、原木しいたけは京都府産の70%を占めています。ここでは、南山城村の原木しいたけを紹介します。
椎茸の栽培は、クヌギやナラのホダ木を用いる「原木栽培」とオガ床で栽培する「菌床栽培」があります。国内で消費されているしいたけの多くは菌床栽培です。
しいたけの栽培に一番気を使うのは、完熟したホダ木を作ることと、発生させる時の温度と湿度の管理です。湿度が高すぎるとしいたけが黒くなってしまいます。最近では、消費者の需要に応え、傘の部分の色が薄いしいたけが出荷の主流になってきています。また、使用する菌の種類も最適なものを選んで栽培しています。
使用するホダ木は、一旦収穫すると栽培ハウスから出して休ませます。1シーズンに3、4回ホダ木をローテーションさせ、2年使用されたホダ木はボイラーの燃料などにされます。
ホダ木に生えた椎茸は、しっかりくっついています。少し力をいれて、でも優しく、一つずつ収穫されます。
毎日収穫される椎茸は、その大きさや規格に合わせ、一つ一つ手作業でパックに詰められます。とても丁寧に作業されており、椎茸を大切に扱われている姿勢が伝わってきます。
おすすめの食べ方は、網で焼いて生姜醤油で。ポン酢やマヨネーズでも。
また、バター焼きもいいですね。もちろんお鍋にも。
生産者の方は、甘辛く炊いて卵とじにもされるそうです。
地元のスーパーで・・・。
目印はこのパッケージ(楕円の金色シールに「京都府産南山城村原木栽培 生しいたけ」と印刷。)山城地域のスーパー(平和堂・アルプラザ城陽、木津など)のお店で購入できます。
また、南山城村農林産物直売所「元気むら活き生き市」でも人気の品となっています。ぜひ一度お立ち寄りください。
かみしめた時の弾力、香りが違います。山城の原木しいたけを味わってみてください。
新鮮なうちにお召し上がり下さい。
是非、お友達にも教えてあげて下さい。
お問い合わせ