丹後広域振興局
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この一年で多くの橋が完成し、下流部と上流部では護岸工事も進み、ほぼ完成後のイメージに近づいてきました。
中流部の2工区(KTR宮津川橋梁から今福川合流地点)では、従来の川を残したままで橋の架け替えと川幅を広げる工事を進めてきましたが、10月末からは川底をさらに深く掘り下げ、新しい堤防を作る工事が始まっています。
工事完成まで、引き続きのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
(写真左)改修前の堂ノ下橋 (写真右)改修後の堂ノ下橋
(写真左)新松原橋より滝馬川の工事予定地を望む(工事前)
(写真右)新松原橋より新しい滝馬川を望む
(写真左)従来の滝馬川(上流を望む)
(写真右)従来の滝馬川(大手川合流地点を望む)
新しい滝馬川より新松原橋を望む
(写真左)改修前の善光橋 (写真右)改修後の善光橋
(写真左)改修前の中島橋 (写真右)改修後の中島橋
(写真左)改修前の今福川 (写真右)改修後の今福川
(写真左)架け替え作業時の様子。左が旧橋梁、右が新しい橋梁
旧中橋を渡って開通式に向かう児童たち
下流から百合が丘橋方面を望む
京口橋の右岸上流側たもとに古い石柱が立っていたのをご存知ですか?
大手川の拡幅・護岸工事中の現在は一時的に撤去しているため、「あの石柱は撤去されたのか」と心配されている方も多いようです。
川幅が広がるため同じ場所には戻せませんが、できるだけ元の位置に近づけて再設置しますのでご安心くださいね!
(写真左)石柱の東面 (写真右)石柱の北面
この石柱は西国三十三所巡礼道の道標で、東面には仮名で、北面には漢字で「左成相観音道」と記されていました。
ここで「おや?」と思われた方も多いのでは?北面に立っても東面に立っても、成相寺は右側の方向になるはず。
どうやら立替や移転を繰り返すうちに、間違った向きで設置されたようです。
正しくは旧京口橋の右岸下流側たもとにあるべき道標のようですね。
ペットボトルとLEDで作ったクリスマスツリーとイルミネーションが京口橋を彩っています(2009年12月現在)。
「昼間に工事でご迷惑をお掛けしている近隣の皆さんに、せめて夜間は楽しんでもらおう」と、現場の作業員の皆さんが一生懸命作ってくれました。
七夕飾りに続く力作を紹介します!
昼間の様子。現場で使用している単管パイプと使用済みのペットボトル、LEDが使われています。
現場から出た使用済みのペットボトルを再利用したそうですが、
「さすがに数が足りないため、現場近くにあるみやづ作業所に集められたペットボトルを使用させていただきました」
と、作業の様子を教えていただきました。
「みやづ作業所では、回収されたペットボトルをリサイクルできる状態にするため、飲み残しを捨て、蓋を取り外す作業をされています。このペットボトルを一時お借りしています」 とのことです。
作業の様子を紹介する京口橋の掲示板
既製品ではなく手作りで、と請負業者の皆さんの創意工夫からうまれたクリスマスツリーとイルミネーションは、近隣の皆さんに大好評だったようです!
京都府では、防災・防犯情報メール配信システムを運用しており、携帯電話で防災関係の情報を入手できます。
ペットボトルで作った「エコツリー」が完成しましたと連絡を受け、さっそく京口橋に行ってみると、想像以上のイルミネーションが完成していてびっくりしました。
イルミネーション効果か、いつもより通行量が多いように感じました。工事中の道はできるだけ避けて通りたくなるものですが、 普段は違う道を通っている人も「ちょっと見てこよう」と回り道してくれているのかもしれません。
橋の架け替えから続く長期間に及ぶ工事現場ですが、「近隣の皆さんに少しでも楽しんでもらおう」という、請負業者の皆さんのこうしたアイデアと努力が、工事に対するイメージアップ、ご理解・ご協力へと繋がっているんだなと、感謝しながらしばらく眺めていました。
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