丹後広域振興局
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平成19年も残すところあとわずかとなりました。
今回は、年末号として大手川に関する主な出来事をまとめてみましたので皆さん、今年一年を振り返ってください。
(京口橋の桜)
(大手川自然博物館)
(完成直後の新中橋)
(クリーンアップ大作戦)
(完成状況)
(悠々と泳ぐサツキマス)
(土木フェスタ)
本年は皆様の御協力により大手川全体でおおむね9割の用地買収が完了し、各工区で着手できる箇所から工事を開始することができました。
来年も本年同様、大手川だより、丹後土木事務所ホームページ及び屋外掲示板等により、大手川に関する情報を積極的に発信していきますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
12月3日(日曜日)に第3回を上宮津地区公民館で開催しました!
今回は整備計画案の策定と工事完成後、どのように利用し、育てていくかといった「川を育て上げる」段階まで話し合いをしました。
この7月より開催してきた上宮津でのワークショップも今回で完結です。
詳細は丹後土木事務所ホームページ「大手川『みんなで育む!川づくり』ワークショップ」でお知らせします。
ワークショップの実施状況
みなさんご存じでしたか?
大手橋から京口橋までの間は、工事中の安全対策として少し背の高いバリケードを設置しています。バリケードのデザインについては、工事のイメージアップも兼ねているところです。
その中でも宮津幼稚園の前に注目してください。右の写真にもあるように園児の描いた絵が貼り付けてあります。これは実際の絵をコンピューターで画像処理し貼り付けたものですが、ちょっとした展覧会のようですね。
請負業者(西口・奥田JV)のアイデアによるものですが、子どもたちにとってささやかな思い出になってくれればと思っています。
園児の描いた絵を張り付けたバリケード
大手橋のたもとを掘削していたところ、妙なものを発見しました。何とタイムカプセルです。このタイムカプセルは、大手橋の架け替え工事を記念して当時の宮津小学校の子供たちが埋めたものだそうですが、詳しいことは分かりません。
このままそーっとしておきたいと思いますので、ご存じの方、忘れずに掘り返してあげてくださいね。
一般的に石を利用した工法のうち、勾配が1割未満のものを石積みと呼び、勾配が1割以上の緩いものを石張りと呼びます。
設計要領では勾配が1割未満の石積みは一般的に練り積みで施工することとし、また、勾配が1割以上の石張りでは練り積みと空積みとを現場の状況によって使い分けることができるとされています。
河川の景観を考えた場合は、やはり石張りの方がオープンな感じがしていいとは思いますが、土地取得等の関係からできない場合もあります。
京都市を流れる有名な鴨川は石張り護岸の代表的な例ではないかと思います。
大手川も鴨川のようとまではいきませんが、景観に配慮した河川に整備したいと思います。
大手川で施工中の石張り(勾配は2割)
石積みの施工事例(左:桜内川と右:大手川)
大手川改修工事については、今年一年、大過なくおおむね順調に工事を進めることができました。
これもひとえに地元や関係する方々のご理解とご協力のおかげであり、大変ありがたく感謝申し上げます。
これからKTRの架け替え工事など、ますます大規模な工事が行われ、周辺住民のみなさまを始め、多くの方々にご迷惑をおかけすることになりますが、これも台風23号被害のような惨禍を繰り返さないための取り組みでありますので、よろしくお願いいたします。
また、大手川改修では情報発信に努めておりますが、今後も引き続き情報発信に努めて参りたいと考えております。お気づきの点などございましたら、どうぞお気軽にご連絡をお願いいたします。(ホームページについてのご意見等は企画調整室までお願いします。)
丹後土木事務所 災害対策室 ダイヤルイン電話 0772-22-3243
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