丹後広域振興局
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地域の人々が天橋立をふるさとの財産として誇りを持ち、自分の言葉でその価値を語れるように、価値の共有共感を図る取り組みとして、地域住民を中心とした学習会「天橋立まなび舎塾」(第2回)を開催しましたので、その概要をお知らせします。
今回は第2回となりますが、寒い中、夜間にも関わらず、第1回の参加者30人を含めて、約100名の参加をいただきました。
受付で「天橋立」の松並木保存等に係る丹後土木事務所の取り組みなどについてお渡ししました。
会場入り口付近に天橋立の取り組みに関するパネルを展示し見ていただきました。
開会に先立ち、天橋立を世界遺産にする会会長今井氏からご挨拶をいただきました。
今井氏からは天橋立の価値を十分認識し、市民一丸となって天橋立を世界遺産にしていこうと参加者に強く呼びかけられました。
続いて、宮津市企画財政室から、天橋立の世界遺産登録に関する経緯、取組状況などを説明していただきました。
京都嵯峨芸術大学芸術学部教授 真板昭夫(まいたあきお)氏により講演「天橋立は地域の宝」と題して講演を行っていただきました。
真板教授は大変幅広くご活躍をされており、世界や日本各地に関する話題を交えて、分かりやすく、また、非常に熱く語っていただき、参加者は熱心に聞いていただきました。
世界遺産登録第1号である「ガラパゴス諸島」の現状についてもお話ししていただき、世界遺産に登録することの意義や登録後の問題点などについて詳しくお話しいただきました。
天橋立については、白砂青松とはどういことなのか、また、天橋立は文化遺産としての世界遺産登録を目指してるが、その文化的価値がどういったものなのか等、幅広い視点で説明いただきました。
天橋立は地域の宝であり、それを守っていくためには地域住民が主体となって取り組みを行っていかなければいけないことなどを熱心に語っていただき、参加者は十分理解していただき、認識を新たにされたことと思います。
このようなお話を参考に、参加した方を始め近隣住民の皆さんが、天橋立の世界遺産登録や松並木の保全活動等に積極的に参画していただけることを切に期待しております。
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