丹後広域振興局
ここから本文です。
★当日は、選別機を運営する(株)みらい久美浜によって選別作業全体の流れの確認、色彩選別後の莢の手選別作業(切れ、裂けを除去)の目合わせなどが行われました。翌2日からは初出荷に向け本格稼働しました。
★ 普及センターでは、良品生産に向けた技術支援を行うと共に、選別作業の労力軽減効果を生かした作付面積の拡大を、積極的に支援していきます。
|
|
稼働を始めた色彩選別機 |
色彩選別後の莢を手選別、最終調製 |
★丹後国営開発農地にて有機農業に取り組む農業生産法人を対象に、緑肥作付け等の土づくりに取り組んだほ場の作土層の厚さ、土色、土の硬度を調査しました。その結果、土づくりを行わなかったほ場と比べて、10年間土づくりを行ったほ場は、作土層が厚く、腐植に富んだ土色をしており、硬度が低いことを確認しました。
★生産者からは、「これまで10年近く同じ圃場を見てきたが、1日で大きく印象が変わった。また、毎年の土づくりの蓄積がもたらす土壌の変化が分かった。社内外で共有し、今後の作物栽培に役立てたい。」 との意見を頂きました。普及センターとして、今後も有機農業の普及に向けた活動を支援していく予定です。
|
|
調査用の土を採取する農業者 |
土色を調査する普及指導員 |
★京夏ずきん、紫ずきんの出荷が本格的な出荷に向け、農家自らがエダマメ選別機を導入・運営するため、新会社を立ち上げ、選別機が先日から稼働したため、良品生産に向け、意思統一を行いました。
★京夏ずきんのセリ値をあげるため、品質の統一による出荷で今後に期待したい、との部会長の挨拶がありました。普及センターでは、今後も良品生産に向け、技術支援を積極的に行っていきます。
|
|
色彩別機運営会社(株) みらい久美浜の代表挨拶 |
稼働中の色彩選別作業を見学 |
★みず菜と伏見長とうがらしの収穫作業や袋詰め作業など、農家と一緒に行ない、交流を深めました。
★援農隊として参加された方からは、「土に触れる機会ができてありがたい」「農家の方といろいろな話をすることができた」等の感想がありました。また、受け入れ農家からは、「農繁期の作業が進んだ」「子育てのことを含めていろいろな相談ができた」との意見が出ました。今後も普及センタ-では、援農隊の受け入れのため、農家や丹後王国と協力して、実施に向けた調整や当日の援農作業の確認を行い、スムーズな援農マッチングを支援していきます。
★本年度は例年より早い収穫期となりましたが、出品の梨は糖度が高く、大玉で揃って外観も優れており、知事賞以下5賞を決定しました。展示・販売は京都市内で行い、大変盛況で、消費者に丹後のくだもののおいしさをPRしました。
★展示・販売は「次はいつ販売があるのか」、「注文はできるか」等、大変好評でした。なお、表彰は丹後果樹研究同志会総会(2月予定)で行います。普及センターでは今後も高品質な果樹生産を支援していきます。
|
|
審査員7名 が厳正に審査を実施 |
京都市内において、 会員が丹後の梨をPRしつつ販売 |
お問い合わせ
丹後広域振興局農林商工部 丹後農業改良普及センター
京丹後市峰山町丹波855
電話番号:0772-62-4308
ファックス:0772-62-5894