丹後広域振興局
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変化の激しい時代には、様々な働き方を提案する中で、担い手を確保していく必要があると思います。
なぜなら、酪農は経営をしていくには大変な業界だからです。手間暇かけた分だけの金銭的な恩恵は受けられません。
しかし、農業をアイテムとして利用する方法も考えられます。
企業で働き、安定した収入を得ながらも、副業として酪農をしていく方法です。
他にも、経営形態としては2種類あって、牛に向き合っていきたい人と牛を介してビジネスをしていきたい人もいます。
たとえば、私のように多角化もしながら生産牧場として経営も行う形態もあれば、放牧酪農といった生産に特化した経営形態もあります。
このように、酪農一筋で頑張るのか、副業として酪農を位置づけるのか経営形態としても、生産に特化するのか、販売等の多角化を含めてするのか酪農といっても働き方が多様に考えられます。
また、酪農を通して何を得たいかという視点も大切です。
北海道の中標津で放牧酪農をしている友人がいて、彼女はいつも楽しそうに仕事をしています。
彼女にとっては、経営で売り上げを伸ばす以上に、牛と向き合って、牛の近くで仕事が出来ることに喜びを感じています。
このように、酪農をとおして何がしたいのかを明確にし、それに合わせた多様な働き方を提案することが、担い手を増やす上で大切だと考えます。
お問い合わせ
丹後広域振興局農林商工部 農商工連携・推進課
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