アユ等の新細菌感染症について
平成20年2月15日(金曜日)に、農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課水産安全室から、アユの新細菌感染症に関する報道発表がありました。
京都府の河川においては、この感染症の発生はナマズ類(ギギ)で報告されていますが、今後、ナマズ類のほかアユやニジマスなどでの発生に注意する必要がありますので、これらの魚で異常がありましたら、京都府水産課(075-414-4992)または京都府農林水産技術センター海洋センター(0772-25-3082)へ御連絡ください。
1、感染症の概要
- この感染症は「エドワジエラ・イクタルリ」という細菌が原因で、アユのほか、ニジマス、ナマズ類(ギギ)やオイカワなどに発生するものですが、人への影響はありません。
- この病気に感染した場合、魚の外観に目立った変化は見られないことが多いですが、肛門周辺、体表、ひれの根元に発赤が出たり、腹部が腫れたり、眼球が突出することがあります。
- 平成19年8月以降国内の数河川で発生が確認されています。
2、京都府の対応
- アユの放流稚魚について、保菌検査を実施するなどの対応を行っておりますが、今後も、国(農林水産省、水産庁)及び関係都道府県と連携して、本疾病のまん延防止のため、漁協等への指導等を行います。
3、府民の皆様へ
- 京都府の河川においては、これまでアユ、ナマズ類(ギギ)の感染症の発生が報告されています。今後、オイカワ、ニジマスその他の魚への感染症の発生に注意する必要があります。
- アユやオイカワ、ナマズ、ニジマスなどの魚で異常がありましたら、京都府水産課(075-414-4992)または京都府農林水産技術センター海洋センター(0772-25-3082)へ御連絡ください。また、異常なアユやナマズ類、ニジマスなどは河川に捨てないでください。
詳細につきましては、以下のホームページを御覧ください。
農林水産省ホームページ(プレスリリース)(外部リンク)
京都府農林水産技術センター海洋センターホームページ(アユ等の新細菌感染症について)