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京都府では、平成26年度から食品中のアレルギー物質検査を開始しました。
その目的は、
・健康被害の未然防止、食の安心・安全への取組
・健康被害発生等の緊急時に、迅速かつ正確な検査を実施し原因食品を特定
・加工食品製造施設の監視指導及びアレルギー表示違反食品を排除等です。
方法としては、
・検体数:年間28検体実施
・実施方法:保健所の食品衛生監視員が製造所及び販売店から収去
・対象品目:加工食品(菓子類、めん類、乳児用食品及びアレルギーフリー食品等)
・検査内容:食品中に含まれるアレルギー物質の検査(特定原材料7品目:卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに)です。
★小麦、落花生
府内の食品製造施設から、「小麦、落花生」のアレルギー表示の無い、菓子類、缶詰、米飯に「小麦」及び「落花生」が混入していないかどうかを検査しました。
検査の結果、すべての検体で検出しませんでした。
検体数 | 検体の種類 |
8 | 羊羹(2)、缶詰(2)、米飯(4) |
府内で「そば」を製造している「めん類製造施設」において、「そば」のアレルギー表示の無い、うどんや中華めん等その他の製品に「そば」が混入していないかどうかを検査しました。
検査の結果、すべての検体で検出しませんでした。
検体数 | 検体の種類 |
8 | うどん(5)、中華めん(2)、焼きそば(1) |
★乳、卵
府内に流通している乳児用食品において、「乳」及び「卵」のアレルギー表示のない製品に「乳」及び「卵」が混入していないかどうかを検査しました。
検査の結果、すべての検体で検出しませんでした。
検体数 | 検体の種類 |
8 | 乳児用食品(ベビーフード) |
★加工食品(アレルギーフリー)
府内に流通しているアレルギー物質特定原材料7項目を含まないと表示のある加工製品において、「乳」、「卵」、「小麦」、「落花生」、「そば」、「えび」及び「かに」が混入していないかどうかを検査しました。
検査の結果、すべての検体で上記のアレルギー物質を検出しませんでした。
検体数 | 検体の種類 |
4 | アレルギーフリーの加工食品 |
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