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京都府では、平成26年度から食品中のアレルギー物質検査を開始しました。
その目的は、
・健康被害の未然防止、食の安心・安全への取組
・健康被害発生等の緊急時に、迅速かつ正確な検査を実施し原因食品を特定
・加工食品製造施設の監視指導及びアレルギー表示違反食品を排除等です。
方法としては、
・検体数:年間24検体実施
・実施方法:保健所の食品衛生監視員が製造所及び販売店から収去
・対象品目:加工食品(菓子、めん類、乳児用食品及び非常食等)
・検査内容:食品中に含まれるアレルギー物質の検査(特定原材料7品目:卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに)です。
★めん類(そば)
府内で「そば」を製造している「めん類製造施設」において、「そば」のアレルギー表示の無い、うどんや中華めん等その他の製品に「そば」が混入していないかどうかを検査しました。検査の結果、すべての検体で「そば」を検出しませんでした。
検体数 | 検体の種類 |
8 | うどん(4)、中華めん(2)、焼きそば(2) |
★そうざい、和菓子(乳)
府内で製造している「そうざい」と「和菓子」において、「乳」のアレルギー表示のない製品に「乳」が混入していないかどうかを検査しました。検査の結果、1検体からスクリーニング検査により陽性の判定が出たため、製造所の調査及び必要な指導を実施し、混入の可能性が低いことを確認しました。
検体数 | 検体の種類 | 検査結果 |
8 | そうざい(4)、和菓子(4) | そうざい1検体からスクリーニング検査により陽性 |
府内で製造している「そうざい」と「菓子」等において、「小麦」のアレルギー表示のない製品に「小麦」が混入していないかどうかを検査しました。検査の結果、1検体からスクリーニング検査により陽性の判定が出たため、製造所の調査及び必要な指導を実施し、混入の可能性が低いことを確認しました。
検体数 | 検体の種類 | 検査結果 |
8 |
そうざい(1)、漬物(2)、 菓子(4)、農産物加工品(1) |
菓子1検体からスクリーニング検査により陽性 |
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