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国民生活センターでは、新型コロナウイルス感染症対策の給付金等に関する消費者トラブルの相談を受け付けるため、5月1日より「新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン」を開設しました。
以下のような相談が寄せられています。正確な情報に基づいて冷静に対応しましょう。また、便乗した消費者トラブルが発生していますので十分注意しましょう。
<給付金等の詐欺が疑われる相談事例>
4月末に、貴重品をまとめて入れているアタッシュケースがなくなっていることに気づいた。ケースの中には複数の銀行通帳、キャッシュカード、保険証券等を入れていた。同居している母にたずねたところ、誰かが訪ねてきて渡したという。母は認知症気味で、問いただしても状況はよくわからない。ケースとは別に健康保険証と一緒に保管していた母のマイナンバーカードがなくなっていた。母が渡したという。定額給付金の支給に合わせてだまし取られたのだと思う。マイナンバーカードには暗証番号も書いておいたと思う。悪用されることを止める方法はあるか。
(相談者:30歳代・女性)
<その他の相談事例>
<消費者へのアドバイス>
・暗証番号、口座番号、通帳、キャッシュカード、マイナンバーは「絶対に教えない!渡さない!」
・市区町村や総務省などが以下を行うことは絶対にありません!
給付金や助成金の給付に便乗したトラブルや悪質商法について、国民生活センターでは、「新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン」を開設し、フリーダイヤル(通話料無料)で、給付金に関する消費者トラブルについての相談を受け付けています。
「消費者ホットライン 局番なしの188(いやや)番」も併せてご利用ください。
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200508_1.html(外部リンク)
<内容>
トイレが詰まり、電話帳で見つけた業者に電話をして来てもらった。急いでいたので料金等は電話で確認しなかった。修理をしてもらったが、結局新しい便器に交換することになり、作業が終わった時点で「20万円」と言われた。すでに作業も終わっていたので仕方なく支払ったが、高額だと思う。(70歳代・男性)
<ひとこと助言>
<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen364.html(外部リンク)
京都府消費生活安全センターでは、新型コロナウイルス感染症に便乗した消費者トラブルに関する啓発動画を作成しました。
第一弾を公開しましたので、お知らせします。
また、悪質商法やネットトラブルに関する事例や注意喚起を、動画や若者向けの啓発マンガ等で紹介しています。
少しでもおかしいと感じたら早めにご相談ください。
<詳細>京都府消費生活安全センター
http://www.pref.kyoto.jp/shohise/index.html
お問い合わせ
文化生活部消費生活安全センター
京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階
電話番号:075-671-0030
ファックス:075-671-0016