5月25日第587号

1.不安をあおり契約させるリフォーム工事の点検商法
～国民生活センター・見守り新鮮情報第308号より～

＜内容＞
「近くで屋根工事をしていたら、お宅の瓦が傷んでいるように見えたので点検したい」と業者が訪問してきた。点検した後、業者が撮影した瓦の映像を見せられ、「かなりひどい。このままでは雨漏りするかもしれない。すぐに工事をしたほうがいい」と言われた。迷っていると、「たまたま今日この地域に来ているので今でないと契約出来ない」とせかされ、約40万円の契約をしてしまった。不安になって、やめたいと連絡したが、「もうキャンセルは出来ない」と怒鳴られた。
（70歳代女性）

＜ひとこと助言＞

• 住宅リフォーム工事等の勧誘が目的ということを告げず点検を持ち掛け、不安をあおって契約をせかすという「点検商法」のトラブルが後を絶ちません。家族や周囲の人も高齢者の様子に気を配りましょう。
• 「点検させてほしい」と訪問してくる業者には応対しないようにしましょう。
• 点検を依頼した場合でも、結果をうのみにしないで、冷静に受け止めることが大切です。別の専門家等に確認して、複数の見積りを取るなど、決してその場で契約しないようにしましょう。
• 法定の契約書面を受け取ってから8日以内である等の場合はクーリング・オフを行うことが出来ます。
• 困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください（消費者ホットライン188）。

＜詳細＞国民生活センターHP
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen308.html（外部リンク）

2.消費者力パワーアップセミナー2018（第1期）消費者力の向上を目指して
～京都市からのお知らせ～

京都市・京都府、コンシューマーズ京都、京都生活協同組合の共催で、「食品ロス」をテーマに「消費者力パワーアップセミナー2018（第1期）」を開催します。
お申込みは各回ごとでも可能ですが、ぜひ2回連続でご参加ください。

【日程・テーマ】

1. 7月3日（火曜日）食品ロスと『しまつのこころ得』(1)
   ～家庭から食品ロスを考える～
   特定非営利活動法人コンシューマーズ京都 事務局長 西山尚幸氏
2. 7月5日（木曜日）食品ロスと『しまつのこころ得』(2)
   ～事業者と行政が連携した取組～
   京都市環境政策局ごみ減量推進課

【開催時間】
各回午前10時から午前11時50分まで

【定員】
各回先着50名

【開催場所】
京都市消費生活総合センター
京都市中京区烏丸御池東南角・アーバネックス御池ビル西館4階
地下鉄烏丸御池駅下車3-1,3-2出口すぐ

【受講料】無料

【主催】
京都市・京都府、京都生活共同組合、特定非営利活動法人コンシューマーズ京都（京都消団連）

【申込み】
消費生活や消費者力向上に興味・関心をお持ちの18歳以上の方であればどなたでもお申込みいただけます。

【申込期間】
平成30年6月1日（金曜日）～平成30年6月26日（火曜日）

【申込方法】
参加希望者は、氏名、電話番号及び参加希望日（複数申込可）を以下の申込先までご連絡下さい。

【申込先】
『京都いつでもコール』（京都市市政情報総合案内コールセンター）
午前8時～午後9時（年中無休）
TEL：075-661-3755
FAX：075-661-5855

【詳細】京都市消費生活総合センター
http://kyoto-soudan.jp/informations/seminar2018-1/（外部リンク）

3.家族の約束が、家族を守る。あなたはちゃんと約束をしていますか？
～政府広報オンラインからのお知らせ～

近年、高齢者を狙った詐欺や消費者トラブルが増えています。政府広報オンラインでは、高齢者の被害を未然に防ぐためのポイントや、最新の手口等を紹介する特集ページが公開されています。

＜あなたはちゃんと約束をしていますか？＞
「オレオレ詐欺」「還付金詐欺」「架空請求」など、高齢者をねらった手口はますます巧妙になっています。突然の不審な電話にもあわてず対処できるように、あらかじめ家族や周りの人たちと約束を決めましょう。
特集ページでは、大切な家族を守るために、多様化する詐欺・消費者トラブルを防止する備えとしてあらゆるシーンの「わが家の約束」の動画が紹介されています。
また、高齢者詐欺被害防止WEB動画やCMメイキングムービー、家族の約束事やメッセージを書いてプレゼントできるオリジナルペーパークラフトも紹介しています。

＜詳細＞政府広報オンラインHP
https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/korei_syohisya/index.html（外部リンク）

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