ここから本文です。
近年、ハンドスピナーは幅広い年齢向けの手遊び道具として登場し人気です。
ハンドスピナーとは、一般的に、中央にあるベアリングという軸受け部品と、そこから放射状に広がる複数の突起やおもりから構成されています。その本体中央を指で挟み、本体を高速に回転させて使用する商品です。
米国では、「10歳女児がハンドスピナーの部品を飲み込み手術により摘出するといった誤飲事故が発生した」との報道があります。また、CPSC(米国消費者製品安全委員会)は、ハンドスピナーの小さな部品による子どもの窒息や、電池の誤飲による消化管のやけどについて注意喚起を行っています。
一方、国内では、一般社団法人日本玩具協会が、国内外におけるハンドスピナーの安全性への懸念を踏まえ、ST基準の新たな要求事項として、回転中に外れる可能性のある付属部品がないことや、「人や動物、物に向けて投げないこと」などの注意表示を求めた追加要件を設けたところです。
このような状況の中、医療機関ネットワークには、2017年8月にハンドスピナーの部品による誤飲事故が2件寄せられています。
<国民生活センターに寄せられた事故情報>
ハンドスピナーの金属製の部品3つを誤飲。1つ誤飲しているところを保護者が目撃し、2日後受診。腹部のX線撮影にて大腸内に1つ、胃もしくは小腸内に2つ異物があることを確認した。翌日、2回の排便により3つの部品が排出された。(1歳3カ月・男児)
<消費者へのアドバイス>
<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180315_1.html(外部リンク)
<内容>
よく利用している通販サイトから、「無料日帰りバスツアーに当選した」というパンフレットが送られてきたので、友人と参加した。最初に毛皮工場に立ち寄り、会議室のようなところで高額な毛皮製品を勧められた。いろいろな商品を試着した後に、再度、気に入った商品の試着を勧められ、購入してもよい雰囲気になり、約80万円の毛皮のコートをクレジットで契約した。その直後から後悔し、夜も眠れない。クーリング・オフして契約をやめたい。
(60歳代・女性)
<ひとこと助言>
<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen304.html(外部リンク)
消費生活センターやこれに類似した名称をかたる者から、不審な電話がかかってきた、自宅にはがきが届き身に覚えのない料金の支払いを要求された、という相談が寄せられています。
都道府県や市町村等に設置されている消費生活センターは、相談者から電話をかけるか、相談者に来所いただくかで相談を受け付けているので、消費生活センターに相談をしたことのない方に電話をかけたりはがきを送ったりすることはありません。
消費生活センターの相談料は無料であり、どのような名目でも、消費生活センターから消費者の皆様にお金を請求することは絶対にありません。
連絡してきたのが本物の消費生活センターなのか、少しでも疑問や不安を感じたら、電話やはがきで指定された電話番号ではなく、消費者ホットライン「188(いやや!)」番にお電話ください。
<詳細>消費者庁
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_010/(外部リンク)
今年も京都府庁旧本館において、「観桜祭(かんおうさい)」を開催しています。桜満開の旧本館で、府民協働による多彩な展示やイベントを楽しめます。
<開催期間>平成30年3月24日(土曜日)~4月8日(日曜日)10時~17時
<イベントの例>
他にも、楽しいステージや展示、体験があります。詳しくは、ホームページをご覧ください。
<詳細>京都府
http://www.pref.kyoto.jp/sisan/news/kanousai2018.html
お問い合わせ
文化生活部消費生活安全センター
京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階
電話番号:075-671-0030
ファックス:075-671-0016
電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp