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1. 仮想通貨への投資 リスクを理解できなければ契約しないで
~国民生活センター 見守り新鮮情報第250号からのお知らせ~
<内容>
「仮想通貨を買わないか」と電話があり、数日後に説明書が届いた。後日
再び同じ業者から電話があり「今、100万円分の仮想通貨を買えば2~3
年後には2倍になる」と言われた。その話を信じて購入することにし、近く
のファミレスで担当者に現金100万円を渡した。その後しばらくは、仮想
通貨の値動きらしき数字の連絡が業者からあったが、最近、業者に電話をか
けてもつながらなくなった。(70歳代 女性)
<ひとこと助言>
・インターネットを通じて電子的に取引される「仮想通貨」への投資に関し
て、電話や訪問による勧誘トラブルが高齢者を中心に増加しています。
・仮想通貨は、取引相場の価格変動リスクを伴うため、将来必ず値上がりす
るというものではありません。セールストークをうのみにせず、リスクを
十分に理解できなければ、契約しないでください。
・不審に思ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談く
ださい(消費者ホットライン188)。
・いったん電話に出ると切りにくくなります。留守番電話機能等を利用して
かかってきた電話は出ずに、必要な相手にだけかけ直す方法も有効です。
<詳細>国民生活センターHP
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen250.html(外部リンク)
◇ ◆ ◇
2.液体の入ったスマートフォンケースからの液漏れに注意
~国民生活センターからのお知らせ~
スマートフォンの保護や装飾する目的で、様々なスマートフォンケースが
販売されています。そのうち、内部に液体が封入された商品から漏れた液体
が皮膚に付着し、化学やけどを負った事例が報告されています。
<皮膚への刺激性>
・封入された液体について、皮膚一次刺激性試験(注1)を行ったところ、
3銘柄が「強い刺激性」「皮膚腐食性あり」、1銘柄が「中等度の刺激性」
と評価されました。
(注1)検体を試験動物の皮膚に適用し、その刺激反応の程度を調べる試験。
<表示の確認>
・封入された液体について、人体に影響があると表示していたのは2銘柄の
みでした。
<アドバイス>
・液漏れが確認された場合は、直ちに使用をやめましょう。
・液体が皮膚に付着したら直ちに洗い流し、液体がしみ込んだ衣類は使用し
続けないようにしましょう。
・強いにおいにより体調を崩すことがあるので気を付けましょう。
<詳細>国民生活センターHP
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160421_1.html
(外部リンク)
お問い合わせ
文化生活部消費生活安全センター
京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階
電話番号:075-671-0030
ファックス:075-671-0016
電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
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