ここから本文です。
平成19年6月15日策定
平成20年11月11日改正
平成29年2月24日改正
平成31年2月27日改正
令和4年6月8日改正
木津川市、笠置町、和束町、精華町、南山城村
位置図(相楽地域、PDFファイル99KB)(PDF:760KB)
相楽地域は、人口は約11.9万人、面積は約263平方キロメートル。京都、大阪という大都市に近く、奈良市とも隣接しており、関西文化学研都市の開発等と相俟って今なお全国有数の人口増加地域である。一方、日本文化のルーツである京都と奈良を結ぶ歴史文化軸上にあり、木津川を臨む地域や京阪奈丘陵を中心に市街地が発達しており、歴史文化と緑が豊かな優れた生活環境を保有した地域である。
また、JR奈良線・片町線(学研都市線)・関西本線(大和路線)、近鉄京都線といった鉄道網、バス路線も含め公共交通のネットワークが形成されている。
商店街は、鉄道駅周辺に商業集積は見られるが、商店街振興組合等の設立には至っていない。
店舗面積が1万平方メートルを超える大型店は、平成11年開店のアル・プラザ木津、平成15年開店のホームセンターコーナン精華台店、平成17年開店のユータウンけいはんな、平成19年開店のサンタウンプラザこすもす館及び平成20年開店のガーデンモール木津川があり、平成31年にはSUPER CENTER PLANT木津川店が開店するなど近年において出店が相次いでいる。
人口は、平成17年が約10.8万人、平成24年が約11.6万人、平成29年が約11.9万人であり、急速に増加している。
一方、商業統計に見る小売業の年間商品販売額は、平成16年が598億円、平成19年が693億円、平成26年が733億円であり、総売場面積は、平成16年が7.5万平方メートル、平成19年が12.9万平方メートル、平成26年には11.3万平方メートルとなっている。
相楽地域については、自然環境や歴史文化遺産に恵まれ、宇治茶など近郊農業も盛んに行われ発展してきたが、近年においては、関西文化学術研究都市など開発が進む地域において急速に都市化してきている。
今後の中心市街地の活性化の方向について、改正前の中心市街地活性化法に基づく旧木津町の基本計画については、法改正に伴う計画の改定が必要となり、その他の地域についても、魅力あるまちづくりの推進の中で、地域住民のライフスタイルに合致した商業集積をいかに形成していくかが課題となっている。
誘導エリアは、特定大規模小売店舗を誘導する(立地可能にする)エリアであり、抑制エリアは、特定大規模小売店舗の立地を抑制するエリアであって、誘導エリア以外のすべてのエリアをいいます。
誘導エリアに指定するエリアのうち、中心市街地以外で、既に特定大規模小売店舗が立地しているエリアであり、その商業集積地としての役割を今後においても保持するために、特定大規模小売店舗の立地可能エリアとして指定するものをいいます。
相楽地域では、人口急増に伴い、特定大規模小売店舗に限らず、府県域を超えてチェーン展開されているコンビニエンスストア等が急増している。
こうしたことから、上記5の地域貢献策については、特定大規模小売店舗のみならず、こうしたチェーンストアに対しても求めていくことが、地域のまちづくりを推進していく上で必要不可欠である。
今後、当地域商業ガイドライン策定協議会では、こうしたチェーンストアに対し可能な限り上記5の地域貢献策に取り組むよう、継続的に働きかけを行っていくこととする。
<事務局>
お問い合わせ
商工労働観光部中小企業総合支援課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4826
ファックス:075-414-4842