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国内外から持ち込まれた外来種は生態系、人間生活、農作物、文化財等多方面での被害が懸念されており、早期発見、早期対策が不可欠となっています。
京都府では、府内に侵入し定着している外来種の生息実態及び被害状況を把握し、積極的に防除を進めています。
このたび、きょうと生物多様性センターと連携し、「きょうとの外来種ハンドブック」及び、府内への侵入が危惧される特定外来生物「クビアカツヤカミキリ啓発チラシ」を作成しましたので、お知らせします。
1 「きょうとの外来種ハンドブック」の作成
(1)趣 旨
外来生物法の改正により、特定外来生物の被害防止に当たっては、国だけでなく地方公共団体等においてもその対策を講じるべき責務を負うこととなりました。
このため、市町村や地域の皆さんに正しい知識や理解を深めてもらい、実際に防除活動に役立ていただくなど普及啓発に努めるため、今般、府民向けのハンドブックを作成しました。
(2)内 容
京都府内で確認されているあるいは侵入が危惧される主だった「特定外来生物」や生態系への影響、被害予防3原則等をわかりやすく解説しています。
(3)配 布
・府内各市町村・保健所で配布するほか、京都府のホームページからダウンロード可能です。
2 特定外来生物「クビアカツヤカミキリ啓発チラシ」
(1)趣 旨
クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなどの木を食い荒らし、枯らしてしまう外来生物で、非常に繁殖力が強く、国内でも分布が拡大しています。
京都府内ではまだ確認されていませんが、定着した場合、農業や観光業などに非常に大きな被害を出すおそれがあるため、成虫の発生期を前に、啓発チラシを作成しました。
(2)内 容
京都府内への侵入が危惧される特定外来性生物「クビアカツヤカミキリ」の特性をわかりやすく紹介。府民の皆さんからの通報により早期発見・早期防除を目指しています。
(3)配 布
・府内各市町村・保健所で配布するほか、京都府のホームページからダウンロード可能です。
お問い合わせ
総合政策環境部自然環境保全課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4706
ファックス:075-414-4705